転職先を探すところから履歴書を作成し書類選考、そして、面接。一連の流れが終わるとひと段落になります。
しかし、面接が終了した後にしっかりと応募先企業にお礼メールを送るのも選考の際にプラスにはたらくことでしょう。どういった内容が良いのかなどの書き方や送るタイミングも重要であります。
今回は面接のお礼メールの書き方についてご紹介致します。
お礼メールを送る目的
面接が終了すればあとは応募先の担当者が選考を進めるだけになります。履歴書、面接、そして、このお礼メールが自分をアピールする機会でもあります。そう言った意味でお礼メールは「意欲」や「志望度合」を伝える事が目的となります。
選考には直接関係ないかもしれませんが送らないよりも効果は期待できるでしょう。よくみている採用担当者もいるかもしれません。行えることは全て行うつもりで作成し送りましょう。
送るタイミング・送ると特に効果的な場合
お礼メールは基本的に面接後、当日中か遅くても翌日中には送るようにしましょう。
逆に面接から1週間も経過してしまえば採用か不採用かの合否も決まってしまう時期でしょうから送らない方が良いです。とにかく、面接後、すぐに送るべきです。
また、面接でうまく意欲や志望度を伝えられなかった場合や好感触で念押ししたい場合は特に効果的でしょう。
送るべき内容、書き方
- 件名:○月○日の面接のお礼(氏名)
→件名は月日と氏名を入れましょう。 - 書き出し:○○株式会社○○部○○担当○○様
→頂いた名刺などを参考に正式な名称で書きだしましょう。 - 本文:後述の例文を参照
→本文は6行から7行程度に抑えます。長すぎると重く感じられ逆効果になりかねません。 - 結び:(例)末筆ながら面接のお礼とともに御社の益々のご発展をお祈りいたします。
→応募先の企業に合わせるなどは必要ないですので一般的な言い回しで十分でしょう。 - 署名:氏名、メールアドレス、電話番号、住所
→メールアドレス、電話番号は連絡がつくものをしっかりと記載します。
面接お礼メールの例文
○○株式会社
○○部
○○様
本日はご多忙の中、面接の機会を頂き、誠にありがとうございます。
○○様のお話を聞き、より一層、ビジョンや社風が自分と一致すると感じました。
同時に、是非、御社で働き貢献したいという気持ちが高まりました。
△△の業務は御社で取り組む場合、私自身これまで以上に精力的に行えると感じました。
これまでの経験と何事も挑戦する気持ちを忘れずに、御社と自分自身の成長を実現できればと考えております。末筆ながら面接のお礼とともに御社の益々のご発展をお祈りいたします。
氏名:○○○○
メールアドレス:△△△△
電話番号:□□□□
住所:〒○○○○
○○県○○市○○
※お礼メールに返信が来た場合、内容をしっかりと確認し質問が含まれていれば返信しましょう。単に返信であれば、再度返信は不要です。
最後に
お礼メールは面接を受けたらすぐに送信するべきです。ある程度、内容を作成しておいて面接終了時には送れるようにし置くのも良いでしょう。内容も重くならないように簡潔にまとめていきましょう。
履歴書や面接と同様に「前向き」な姿勢を忘れない内容にして下さい。採用への最後の一押しまであきらめずに取り組みましょう。