最近のビジネス系書物で目にする言葉、「WINWINの法則」について皆さんは、どれくらい理解していますか?
他にもビジネス用語として「ソリュ-ション」「インソース」等の知的に聞こえそうな言葉に聞こえますが、冷静に解釈すると簡単なのです。
今回は、ビジネスに限らず日常生活でも成立している「WINWINの法則」についてご紹介します。
WINWINの法則の意味
理解しやすく簡単に解説してみます「売れて嬉しい、買って嬉しい」この様な意味です。
小売業やサービス業系の職種の方に当てはまる言葉のようですが、この言葉だけでは特別な意味はありません。
なぜならば一般社会、日常生活の中で常に皆さんが経験していることですから・・・?皆さんがスーパーマーケットにて食材の買い物をしている時を想い出してみてください。
ある商品が欲しくて対価を支払うのですよね?真夏に汗をかき喉が渇いた時に、自動販売機で冷えた缶コーラを購入し飲むと、「生き返った!」なんて大層な言葉を発しながら飲み干したりしていると思います。それが「WINWINの法則」なのです。ですから、何も特別な行為を指した言葉ではありません。
サービスのレベル
日常生活の中において当然の行為なのですが、なぜビジネスの世界で注目を浴びているのでしょうか?
私のビジネスである自動車販売業を基に解説します。我々にはノルマがあります。経験を積むと自身の売った車を下取りにして私から2台目3台目を購入して頂ける顧客は必ずいらっしゃいます。
それは、「WinWinの法則」をより深める行為を継続し人間関係を深めた結果です「私の意志は、この顧客に今、買って欲しい・お客様の感情は、〇〇さんから今、購入できて嬉しい」これが営業の世界では理想であり当然の売買行為なのです。
そして商談成立し納車をする時に、お客様から「〇〇から買って良かった」と喜んで頂いた時に私も、お客様から「喜びを頂けます。
これを私は「WinWinの連鎖」と思っております。「自動販売機で購入したコーラ」の例とは、差があります。
WINWINの法則でもっとも重要な「おもてなし」
上記での「差」とは何でしょうか?それは、「おもてなしの心」です。
自動販売機には利便性はありますが、「心」はありません。しかし、私のビジネスでは強引さよりは、お客様の家族構成、趣味趣向、性格、財政全てを把握しタイミングを重視しております。他の例では、大切な方へプレゼントを渡す時にブランドの品を、そのまま放り投げて渡す方は稀です。
社会通念上は綺麗にラッピングをして記念日やクリスマスプレゼントを渡します。それと同じです。
因みに、この例でも「プレゼントをあげて喜んでくれて嬉しい・プレゼントを頂いて嬉しい」となり法則が当てはまります。この様に、「WinWinの法則」にはレベルがあり喜びの連鎖へ繋がる幸せな法則なのです。
重要なことは「いつ?どうすれば?相手が喜ぶのか?」を常に心がけることです。
ビスネスの世界でも日常生活でもWINWINの法則を成立させることは重要なことです。頭の片隅にWINWINの法則という言葉を入れておけば自然と志向も良い方向に傾いていきますよ。