会社勤めをしているのは男性ビジネスマンだけではありません。女性も外回りに出るケースも企業によっては多くあります。
内勤で制服での勤務であれば、クールビズと言うより夏服に変えるだけで済みますが、営業や購買・調達部に所属しているとそうはいきません。
女性もクールビズを着こなさなければなりません。どんな着こなしをしたらいいのか?マナー違反はどの様な服装なのでしょう。
女性のクールビズの基本
夏は男性だけが暑い訳ではありません。当然、女性も暑いのです。
クールビズの基本は「ノーネクタイ・ノージャケット」ですが、これは男性ビジネスマンだけに当てはまるものではありません。
確かに女性はネクタイを締めませんが、インナーやトップス等を涼しく見せる演出が必要になります。
女性クールビズの服装の注意点
女性ビジネスマンの方も夏には涼しい服装を演出したい所です。しかし、そこには注意しなければならない事もたくさん存在するのです。
特に女性ならではの悩みのポイントも有るでしょう。
1.パンツorスカート
女性のクールビズも男性同様に、スカートまたはパンツに半袖シャツが基本になります。
会社自体がカジュアル系の服装を認めている場合は、7分丈のショートパンツもOKでしょう。7分丈のショートパンツでもヨレヨレ感のあるデザインの物では社会人の常識を疑われてしまいます。フィット感のある物かセンタープレスされている物を選ぶ方が良いでしょう。
スカートは長い分には問題はないでしょうが、短すぎる場合には注意しなければなりません。せめて膝上10cm位までが上限になります。
夏の生地は薄いものが多いので、下着のラインにも注意してください。
2.ジャケットとトップス
女性も男性同様にクールビズでもジャケットを着なくてはならない場面があります。その様な場合では、スーツ生地の7分丈のジャケットが、涼しさを演出してくれ相手の不快感もありません。
きちんとしたスーツ生地だからこそ、ビジネス感を損なわず相手への配慮にも掛けることが無いのです。
トップスは男性と違ってブラウスやカットソー等、女性の服装の選択の幅が広いゾーンになります。ここで、気をつけなければならないのが、肌の露出です。
夏ですからノースリーブも着たい所でしょうが、肌の露出が多い為NGになります。ここで、簡単に諦めたくはないので、そんな時は半袖のカーデガンを羽織ることで回避出来ます。周りへの配慮が大切と言う事です。
女性ならではの注意点として襟首の大きく開いているデザインは、前かがみになった時に下着が見えてしまう事が多いです。この様なデザインの服装をする時は、家を出る前に鏡でチェックしておくのが良いです。
3.靴
足元からくる暑さも結構、体にはこたえます。足元にも涼しさを演出することも大事です。
涼しさNo1と言ったら、ミュールになると思います。しかし、歩く時にパタパタとスリッパのような感じになったりしませんか?これがNGなんです。
ミュールを履く場合はかかとで固定出来るバンドが付いてる物を選びましょう。つま先の開いているオープントゥーも大きく開いている物より少しだけ開いている物がビジネス的には好感度がよいとされています。
女性クールビスおすすめの着こなし
先ほど紹介したポイントを踏まえて、おすすめの着こなしを紹介します。
1.ジャケットは7分丈
ジャケットは7分丈の物を選んでください。
例えばサファリジャケットもクールビズでは十分に通用します。これに合わせた七分丈のハーフパンツやタイトスカートを合わせるとスッキリとした夏感のあるコーデになります。
2.襟付きワンピース
ワンピース?と思うかも知れませんが、クールビズでは必須のアイテムではないでしょうか?
ベルトを生地と違う色を選択する事でメリハリが付きますので。色には注意が必要になります。ベージュ系やカーキ系の色で有ればビジネス感も損なわないです。
まとめ
女性ビジネスマンのクールビズの注意点とコーデを紹介しました。男性と違って女性の夏服は露出度が高くなってしまいがちですから、そこを注意すればほぼ問題はないと言えるでしょう。
女性らしさも確かにアピールしたい所ですが、ビジネス感を損なわない程度に、アピールポイントを自分で探すのも良いでしょう。