OJT(On the job training)新入社員の方は新人研修の時に、この言葉を習った方も多いのではないでしょうか?
ここ数年で企業の中で良く使用される言葉ですが、実はかなり古くから行われているトレーニング方法なのです。このトレーニング方法は企業に属する中では、重要な要素になってきますのでご紹介します。
OJT意味・役割
全ての企業には「目的」があります。しかし、その目的を上層部だけが理解していても何も意味がありません。
その「意味」を末端の新入社員の方々まで浸透させる為に1番良い方法にOJTが注目されています。
研修初日には会議室等で白板を前にして講師の方が多数の新入社員の方に座学。企業の概略及び詳細を説明し、その後グループディスカッション。最後にまとめをして発表するのではないでしょうか?
この座学は、当たり前のこと、所謂、基礎を多人数に話をするのですが、新入社員の方は学校の授業の延長に捉えがちで軽く流す方もいらっしゃると思いますが、次の教育課程の基礎になるので非常に重要です。
現場では
配属された初めの頃には、早速「OJT」が始まります。新人と教育担当の関係です。
一般的には、1つの業務を教育担当+新入社員で熟すことにより。座学と違い、1対1での業務になり、業務を実際に行いながら仕事を覚えていく手法です。
最初からベテラン並に仕事を熟せる新人は、いらっしゃらないと思います。
OJTのメリット&デメリット
メリット
教育担当の方と同行するので、新人の方は「わからないことが、わからない状態」でしょうが、教育担当の方も全てを理解している方は皆無です。
但し担当者は自身が、理解出来ないときの対処法を身に着けています。それが新人よりも、一歩先をいく者の処世術なので新人の目の前で、その術を見せてくれるので新人の方は理解しやすいのです。
先ず、真似及び参考にする事が大切です。
デメリット
教育担当者も人間です。新人の方と「相性」をあるでしょう。
あまり「相性」が良くないと、仕事を覚える前に新人の方は、萎縮したりして本来の力も発揮することなく担当者を媒体として部内、上司に「新人」=「ダメ人間」の烙印を押されます。要は双方にタフさを要求されます。
全ての施策にはメリット&デメリットがありますが、この「相性」の壁は非常に高いのですが、「大人の階段」として必ず越えなければいけません。
古から変わっていないスタイルなので信じて覚えるしかありません。企業戦士の皆さん負けないで遂行してください。