転職

転職する際の面接でよく聞かれる質問事項と答え方【例文あり】

 履歴書を完成させて送付。書類審査に通ればいよいよ面接になります。自分を存分にアピールしなければなりません。

予想される質問に対しての答え方をあらかじめ用意して当日は堂々と答えられるようにしましょう。質問に対してありきたりの答えや抽象的な答えになっては印象も薄くなります。

自分の考えや想いが採用担当者に伝わる内容に仕上げていきましょう。今回は転職する際の面接でよく聞かれる質問事項と答え方について具体例を挙げながら紹介していきます。

自己紹介をお願いします。

答え方(例)

 私は○○と申します。□年間、□□株式会社で□□の業務に取り組んでまいりました。○○という業務内容に取り組み○○という成果をあげました。

また、それらを通じて□□を身に付けることができました。そこで、□□という分野の経験を生かして御社に貢献できるよう取り組みます。

よろしくお願いいたします。

補足

 流れとしては氏名→経歴→そこでの成果や実績→経験や学んだこと→採用後の決意という組み立てが良いでしょう。

成果や実績では「前年に比べ○○%の売り上げを達成しました」など具体的な数字を入れるのもアピールになります。

これまでの仕事について教えてください。

答え方(例)

 ○○の業種で○○という業務を行ってきました。□□という業務の□□で非常にやりがいを感じ昨年度は前年比□□%の売り上げを達成することができたと思います。御社の○○の業務のスタイルは私の○○の経験が活かせると考えております。

補足

 意識するべき点は「自分の経験が活かせる」とアピールすることです。応募先の業種や職種について経験がなかったり、浅かったりする場合は「私は○○という強みをこれまでの業務で身に付けました。それらを活かして取り組もうと考えています」といったアピールを入れてみましょう。

転職する理由を教えてください。

答え方(例)

 前職では○○という業務で働いてきましたが「もっと○○をすれば良くなりそう」や「もっと○○してみたい」と思いながら働いていました。

前職はなかなか保守的な職場で意見が簡単に通らない社風がでありました。そこで、上下の関係や実働年数にとらわれず意見の風通しが良い御社で働きたいと考え志望いたしました。

補足

 ネガティブな内容(給料や福利厚生の不満など)を答えるのは避けましょう。

「○○ということがしたい」といった前向きな理由で転職をすることを伝えます。経験のない職種に応募する際は「□□という業務をしているうちに□□という部分に興味が沸き、挑戦してみたいと思うようになりました」等のように伝えてみましょう。

弊社の志望動機を教えてください。

答え方(例)

 御社を応募致しました理由は○○というビジョンと私が考えるビジョンが一致するためであります。

私が前職を含め社会人として働き始めてから御社と同じビジョンを掲げて仕事をして参りました。

 また、御社のホームページなどを拝見し実際働いている方の生の声を閲覧しているうちに社員の意見や考えを聞いてくださる社風であると感じました。そこで、御社への転職を決意いたしました。

補足

 

ポイントはなぜその企業に興味を抱いたのかやなぜその企業を選んだのです。自分が挑戦していきたいことや応募先の企業と自分が同じ方向を向いている事を伝えるべきです。

長所と短所を教えてください。

答え方(例)

 私の長所は○○というところで前職でもそれらを活かして○○を成し遂げることができました。

必ずや御社の□□の業務でも自分の長所と□□の経験を活かして貢献致します。

 短所は時々、○○という時もありますので周りの皆さまに迷惑がかからないよう○○をして業務にあたりたいと考えています。

補足

 長所は堂々と伝えましょう。前職の経験も絡めた内容にすればもっと際立つものになります。

逆に短所については具体的な改善策を合わせて伝えるようにしましょう。短所を克服しようとしていることも大切なアピールになります。

最後に質問があれば述べてください

答え方(例)

  1. 今回、応募させて頂いた職種の業務内容について具体的に教えてください。
  2. 入社まで学習しておくことはありますでしょうか。
  3. 御社の業務をする上で私のスキルや経験で不足している所をお教えいただけますか。

補足

 「特にありません」は避けましょう。ここでも意欲的な質問を採用担当者に投げかけましょう。

具体的な業務内容を聞いたりすることによってやる気のアピールになります。

以上、6つの内容は良く聞かれる質問になります。自分の経験や長所を存分に活かせる事や盛り応募先の企業と自分のビジョンが一致している事を盛り込む内容がポイントです。履歴書だけでは伝わらない意欲を堂々と発表できるようにうまくまとめましょう。