名刺はビジネスマンにとっては必須アイテムです。取引先の担当者や重要なポストの方に自分の名前と会社を覚えてもらう必要性があるからです。
では、大学生に名刺は必要なのでしょうか?就活時に名刺をどの様に活用できるのでしょうか?名刺にはどんな情報をいれたら良いのでしょうか?
名刺を作るメリット
ビジネスマンには名刺は必須アイテムですが、大学生、とくに就活している人に必要なのでしょうか?実際の所名刺を持っていて活用している方は多く存在しています。では、名刺のメリットはその様なものがあるのでしょか?
最大のメリットは企業側の採用担当者やOB・OGの方の連絡先の入手です。
相手の連絡先が分かれば、企業訪問した時のお礼のメールや面接後のお礼のメールに使用できるからです。OB・OGの方に連絡して、もう一度話を聞きたい等、簡単に連絡ができます。採用担当者の連絡先の入手にも活用できます。
また、別の大学の人と名刺交換しておけば、企業情報の共有やお互いの独自の情報を交換できます。就職戦線を共に闘う仲間として活用すると言う訳です。
名刺を作るデメリットも知っておこう!
ビジネスシーンでは必須のアイテムの名刺ですが、企業採用担当者の中には就活生の名刺に対して嫌悪感を抱いているかたも多くいます。
それは履歴書やエントリーシートの存在です。採用担当者はこの2点によってすでに、連絡先を把握している為です。また企業側は名刺をもらっても何の利益もないからです。
皆さんが就活している企業は営利目的の集団と言う事を忘れてはいけません。就活生の名刺をもらっても、そこから企業が利益を生み出す事がないからです。
名刺を渡す事は自分の情報を流す事になりますので、渡した相手がどの様に使用しているのかが不明確です。また採用担当者側からの目線で考えれば、「それは、あなたの都合でしょ」と言う事です。情報を入手したいあなたの都合でしかないからです。
名刺の内容
名刺に記載されている内容は、
- 会社名
- 部署
- 役職
- 氏名
- 部署の電話
- メールアドレス等
が今のビジネス名刺です。では就活生の名刺の内容はどの様な物がよいのでしょうか?
名刺の内容は、
- 大学名
- 専攻学科
- 氏名
ここまでは記載は問題がありません。連絡先に関して問題になります。
自分の個人情報を記入する訳ですから、渡した相手がどの様に使うか分からない為です。携帯番号は確実に載せる必要性はありません。
メールアドレスは履歴書等に記載したアドレスではなく、使い捨てができるアドレスを記載した方が無難です。また、女性の場合は住所等も載せる必要性はありません。
住所を載せたがためにストーカー被害にあった実例も存在しています。就職してビジネスツールとして使用する名刺情報は企業の情報がほとんどです。個人の情報はほとんど入っていないのです。
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最後に
インターネット全盛の現代ですので名刺と言うアナログな情報は最低限度のものとなってきています。
しかし、就活生が自分のアピールの為に名刺にSNSやURLを記載した事によって内定を取り消されたケースも存在しています。
アピールの為と思っても採用側は決してプラス方向では見ていません。粗を探していると言った方が良いでしょう。その粗がネックとなって採用不可の烙印を押される可能性が高確率です。
確かに名刺は使い方によってはプラスに働きますが、デメリットの方が多く感じる節があります。名刺を作るのであれば、できるだけ細心の注意を心がけてください。