現在のビジネスマンの夏服の定番となっている、クールビズ。
2005年の小泉内閣時代から開始されたこのクールビズですが、どの様なスタイルがOKで何がNGなのか、境界線が不透明な所もあったりします。また、クールビズの期間はいつからいつまでなのでしょうか?
やはりクールビズの着こなしもビジネスマンにとっては、センスを問われる所かも知れませんので、クールビズの着こなし方を紹介していきます。
クールビズとは?
今日の多くの企業では2005年に小泉内閣から提唱されたこのクールビズが、浸透してきて夏の服装として採用してきています。
役所に勤務の方は確実にクールビズスタイルになっていますが、民間企業では、クールビズを採用するにあたって難色をしめしている所も多数あります。
「ノーネクタイ・ノージャケット」から始まり、一般公募で「クールビズ」と言う名称になりました。夏の電力消費を抑える目的で開始された経緯があります。クールビズの期間は基本的に毎年5月1日から9月30日までとなっていますが、2011年の東日本大震災以降、10月31日まで延長になっています。
クールビズの服装のポイント
クールビズだからと言って、何を着てもいいと言う訳にはいきません。勤めている企業の社風や業種・部署によってクールビズの服装の範囲が大きく違います。
上司や先輩社員たちから白い目で見られるような服装は避けた方が良いでしょう。
クールビズで許せる服装
ノーネクタイ・ノージャケット・Yシャツの半袖・襟付きポロシャツまでが、統計上許せる範囲の服装になっています。
チノパンは、賛否両論あるところなので、職場の雰囲気で判断した方が良いです。
シャツは体にフィットした物を選択する
ノーネクタイ・ノージャケットが基本のクールビズ。ジャケットを着るスタイルの時はジャケットを脱ぐ事も多くなります。そうなるとやはりシャツに重要度が出てきます。
クールビズと言う事もあって、涼しさを演出するにはある程度体にフィットするシャツが相手にも好印象を与えます。体型に自身の無い方は、クールビズの時にしか着ないと決め込んで、襟や袖などにゆとりがある物を選ぶと良いです。
クールビズ用のボトムを用意する
多くの方がクールビズの時期になると夏スーツのズボンを着用しています。しかし、この場合は上下で合わせる段階でズボンがダメになっている事もありますので、スーツのズボンは避けた方が良いです。
クールビズの期間は専用のボトムを購入した方が、着こなしに幅がでます。
アンダーウエア―に注意
クールビズの時はYシャツの下に着るアンダーシャツも気を配らなくてはなりません。開襟シャツを着る機会が多くなるので襟からアンダーシャツが見えるのは避けたい所です。
また、汗をかくシーズンでもありますので、脇などが汗で濡れているのも避けたい所です。
クールビズのおすすめの着こなし
先ほど紹介したポイントを踏まえて、おすすめの着こなしを紹介します。
ジャケット
クールビズでジャケット?と感じるかも知れませんが、時と場合によってはジャケットを着用しなければならないケースもある時があります。
アンコンジャケットがおすすめになります。
肩パットが入っていないので、クールビズで着るには持ってこいのジャケットになります。
ボトム・スラックス
こちらはクールビズ専用で購入してください。タックの部分が注目点です。
2016年の流行りではノータックのものが選ばれています。ここは個人の好みもある所なので、ノータックまたはシングルタックの物を選びましょう。
シャツ
こちらも先ほど紹介したとおり、体にフィットした物を選ぶと良いです。クールビズと言う事もあってカッターウェイシャツがおすすめになります。カジュアル過ぎずネクタイも締められる為です。
またポロシャツもクールビズ専用が販売されているのでそちらを選択しても良いです。
まとめ
クールビジネスの着こなしを紹介しました。お役所では徹底されているクールビズですが、民間企業ともなるとなかなかクールビズビジネスマンを見かける機会が減ってしまいます。
内勤の方はクールビズが出来ても外勤の方には難しい所があると感じます。ビジネスマンは見た目で判断されてしまう為でしょう。今回紹介したポイントや着こなしは、ほんの一例に過ぎませんので、クールビズの服装の購入時の参考になればと思い紹介しました。