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乾杯の音頭!挨拶の仕方!新年会・忘年会・送別会・結婚式など例文も紹介!

 日本の酒文化の中に乾杯と行為が慣習として、親しまれています。

歓送迎会や新年会・忘年会・結婚式など様々なシーンで乾杯が行われています。幹事から乾杯の音頭を頼まれた場合に、ただ一言「乾杯!!」と言うだけでは、なにか寂しいです。

一言挨拶程度を乾杯の前に言って、出席者の一体感を高めた方が酒の席の場の雰囲気も盛り上がります。

乾杯の音頭・スピーチはどの様な感じが良いのでしょう。

乾杯の音頭は誰を指名すればいいの?

 結婚式の乾杯の音頭は前もって段取りがされており、いきなり乾杯の音頭をとってください。と頼まれる事はまずありません。

結婚式の乾杯の音頭は前もって考える事ができます。その他の場合で幹事から、乾杯の音頭をお願いされた場合はその場で挨拶を考えなければなりません。

但し、会社関係のお酒の席の場合は、その席で最上位の上司にお願いするのが正しいです。この方々は乾杯の音頭を任される事も多いので一番無難な方々な訳です。

プライベートな酒の席の場合は、会社関係のようなかしこまった雰囲気ではありませんので、その場の中心となる人物にお願いするのがいいでしょう。

乾杯の音頭の時の挨拶は何を言えばいいのか?例文を紹介

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 乾杯の音頭を頼まれた時、簡単な挨拶をしなければいけません。心構えていれば、対処のしようもありますが、いきなりですとなかなか言葉は出てこない物です。

 乾杯の音頭を取る前に短めのスピーチで何を話せばいいのか困らないよういくつか例文を上げて置きます。

新年会の場合

先ほど社長のご挨拶がありました通り、昨年は例年を上回る業績を上げる事が出来ました。皆様の意気込みも高くなると思います。

今日は幸先も良く、大いに飲み、大いに語りあいましょう。料理と飲み物はたっぷりと用意してありますので、思う存分お楽しみください。

それでは、新年を祝い、今年も当社のますますの発展と皆様の健康を祈って、「乾杯!!」

忘年会の場合

皆さま、今年一年お疲れさまでした。今年は例年にない不況に見舞われましたが、皆さまの努力によって、昨年度を上回る業績を上げる事ができました。

これは、社長をはじめ、全ての社員が一丸となって会社を盛りたてようと頑張った結果です。

今日は1年をねぎらって思いっきり楽しみましょう。「乾杯!!」

送別会の場合

 今日わが社を定年退社する○○部長。自分はこの部署に配属されてから仕事の基礎を○○部長に教えて頂きました。

現在の自分がいるのも○○部長の指導のおかげです。退職する事は誠に寂しい限りですが、定年後はご自宅に居られる事なので、第二の人生を奥様と一緒に楽しんでください。

いままでありがとうございました。「乾杯!!」

結婚式の場合

ただいま、ご紹介いただきました。○○でございます。

○○君・○○さん、ご両家の皆様、本日は誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

はなはだ僭越(せんえつ)ではありますが、乾杯の御指名を頂戴しましたので、乾杯の音頭をとらさせて頂きます。

それでは、お二人の幸多かれと、ご両家、ならびにご臨席の皆様方のますますのご繁栄をお祈りいたしまして、乾杯をしたいと存じます。
御唱和をお願い致します。「乾杯!!」

 乾杯の音頭と軽めのスピーチの例を紹介しました。会社関係の場合は業績や今後の発展などを踏まえて挨拶する事がポイントです。

送別会では、送る人と自分とのエピソードを交えて挨拶しましょう。

結婚式は、長く話される方もいますが、短く端的なスピーチが好まれます。

まとめ

 乾杯の音頭と挨拶はその場のシーンによって変化します。会社では業績 結婚式では端的などです。

乾杯前にスピーチは長くても1分程度がベストです。だらだらと長話をすると、折角楽しみで来たのに、と嫌な雰囲気になってしまいます。それに、これから飲むのにお小言は厳禁です。

乾杯の音頭や挨拶で場の雰囲気はガラッと変わってしまう事もありますので、ほんと一言でもいいのです。大きな声で「乾杯!!」とだけでもOKです。