MOSは、マイクロソフト社が認定する一般パソコンユーザーを対象とした資格認定制度です。「合格認定証」や「デジタル認定証」により、世界で通じる国際資格です。
「Word」や「Excel」のPCスキルは、今やビジネスに欠かせないスキルで、どの会社でも最低限必要な条件といっても過言ではありません。日常業務の効率アップに役立つため、多くの企業や教育機関で資格取得を推奨しています。
資格の内容
「Word」「Excel」「PowerPoint」「Access」「Outlook」の各アプリケーション(科目)について、Officeバージョン(Office2013、Office2010、Office2007)ごとに実技試験があります。科目ごとに独立した試験で、1科目ごとに認定されるため、取得目的に応じて受験科目を選ぶと良いでしょう。
マイクロソフトオフィス製品は、バージョンごとに新しい機能が追加・改良されるため、新しい機能を使いこなせることを証明したい場合は、最新バージョンの資格がおすすめです。(※MOS2007の全7科目は、2016年3月に終了)。
「Word」や「Excel」は一般レベル(「スペシャリストレベル」)と上級レベル(「エキスパートレベル」)の2種類があります。スペシャリストレベルは、あらゆる仕事を行う上で必要とされ、就職活動や転職でも要求される基本的なスキルといえます。
試験日
全国一斉試験
毎月1~2回(日曜日) 試験会場と試験時刻は試験日の10日前までに郵送されてくる受験票に記載されています。1回につき同一バージョンで3科目まで受験できます。
随時試験
パソコンスクール、専門学校など試験会場を指定して受験することができます。(試験日と1回に受験できる科目は、各パソコンスクール、専門学校によって異なります)
合格点
科目ごとの合格点は公開されていません。
目安としては、1000点満点で550点から850点の範囲。合格点は試験内容の更新などにより変動することがあります。合格点は試験終了後にパソコン画面に表示されます。(公式サイトによる)
資格取得条件
性別、年齢、学歴、職業は問われず、誰でもチャレンジできます。ただし、マイクロソフトオフィスマスターを目指す場合は、同一バージョンで所定の4科目(各バージョンによって異なる)に合格する必要があります。
平均合格率
合格率は公開されていません。MOSの累計受験者数は、3,678,598名を超えています。(2015年12月31日現在 公式サイトによる)
解答形式
本物のアプリケーションソフトをマウスやキーボードで操作して解答します。
例題
三択式エクセル問題(あくまでも予想問題です)
設問 指定した日付間の稼働日数を表示するエクセル関数は?
- EDATE
- NETWORKDAYS
- WORKDAYS
答え NETWORKDAYS(開始日、終了日、祭日)
合格のための勉強方法
独学の場合
MOS試験範囲の内容を網羅している各種対策教材を使ってマイペースで行うことができます。
パソコンスクールや専門学校の場合
学習用ソフトに沿って、実際の画面で操作をしながら効率的に学ぶことができます。
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資格取得後の年収や職種はどんな仕事につける?
どんな仕事に就けるか
一般事務、営業事務、経理事務、販売、営業企画はもちろんのこと、あらゆる仕事の基本であり、パート・アルバイト・派遣社員であっても必須のスキルです。
平均年収
企業の中には資格手当のつく会社もありますが、一般的に事務職の年収は252万円、営業事務職の年収は265万円程度でしょう。
日常生活でITスキルはなくてはならないものです。パソコン使用者はすでに「Word」、「Excel」を使っていることでしょう。そのため、MOS試験に合格しているという理由だけで採用する企業や業種はないと言えます。
ただし、我流で使っている人は効率の悪い使い方をしているかもしれません。MOSに向けて勉強することで、基礎から応用まで学ぶことができますから、一度挑戦してみてはいかかですか?
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