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第二新卒はどういう人を指すのか?第二新卒の特徴と企業側が警戒していることとは?

 第二新卒?と聞きなれない方も大勢いると思います。遅れて卒業した人?就職浪人にてしまった人?などなどと考えてしまいます。

第二新卒とは一体どういう事なのでしょうか?

どういった人の事をさしているのでしょうか?この辺りを中心に第二新卒について迫っていきます。

第二新卒とはどういう人

 大学を卒業して、一旦は就職した会社で働きます。

しかし、就職した会社で働くも、何らかの原因によって就職してから1年~3年以内に会社を退職してしまう人のことを総称して第二新卒と言っています。

考えられる原因としては、以下のようなことがあります。

①第一志望の会社ではない為

 第二新卒と呼ばれる方の一番多い理由が「第一志望の会社ではないから」。

確かに本人が納得して入社したわけではないのは理解できますが、就活のなかでこの会社も入社したいと考えてエントリーしているのにもかかわらず、第一志望の会社をあきらめきれないとの理由で離職してしまう。

②入社後、仕事を通して自分とは合わないと結論付けした

 一応、第一志望の会社に入社したものの、希望の部署に配属されなかった・希望部署に配属された物の自分のやりたい仕事ではなかった。等の理由で会社を離職してしまう。

狭き門をくぐり抜けたにも関わらず、希望部署に配属されなかった・思っていた仕事とは違ったとの理由で違う業種に転職してしまう。

 この様な理由で1年から3年で退職するかたを第二新卒と呼んでいます。

会社への絶望感からくる原因と言えなくはないのですが、簡単に言うとわがままの人のように感じてしまいます。

現実的には毎年入社後1年~3年で早期退職する方の統計が30%台で推移していると言われていますが、それだけ次の就職先があるとも言えます。

第二新卒を採用する会社

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 毎年30%の方が第二新卒として転職先を探して離職している現状です。

これだけの離職者の受け皿となる会社も多く存在している事も事実です。では、会社が第二新卒者を採用するとはどのような理由からなのでしょうか。

  1. 前の会社で新人研修を終えているのでビジネスマナーを身につけている。
  2. 企業風土の影響を受けている中高年層より企業風土の影響のない第二新卒の方が扱いやすい。
  3. 転職した事で、経験よりもポテンシャルが高いため、仕事に情熱を入れやすい。

などの理由となっています。

但し、会社側も第二新卒者にかなりの警戒心を抱いている事も確かです。

  • 忍耐力がない
  • 精神が未成熟

の2点を注意条項として採用する時の要点としています。

また新卒者と比較すると

  • 同年代の新卒者よりはストレスに強い。
  • 仕事に対しての能力や意欲が高い。

等の事で第二新卒者を積極的に採用している理由にもなっています。

さいごに

 この第二新卒と言う言葉が出てきてかなり経ちますが、成功した人はもちろん、失敗した方も大勢います。

確かに現代では終身雇用と言う概念は古きものとして排除傾向にあります。自分の可能性やスキルUPの為に、早めに見切りをつけるのも正しいのかも知れません。

本当にそれでいいのでしょうか?正しい選択だったのでしょうか?対人関係で悩んで辞める理由もあげられていますが、どこに行っても対人関係の悩みはついて回りますし、配属部署も希望にかなわない事もあります。

1年~3年と短い期間で本当にその会社の全てが分かるとは思えません。

決して第二新卒者を非難しているつもりはありません。もう一度地面に足をしっかり据えて考えてからでも遅くは無いような気もします。