新入社員が入社してまずは抱負を発表したり書いたりすることでしょう。
これから先、自分がどのように仕事をしていくかを明確にして先輩や上司に顔と名前を覚えてもらわなくてはいけません。
上手くポイントをまとめて伝えるにはどうしたらよいのでしょうか。今回は、新入社員が抱負を書くときに抑えておくポイントと例文も記しておきます。参考にしてみてください。
そもそも抱負とは
社会人になる時だけではなく小学生や中学生の時にも節目節目で書いてきたと思います。
意味合いは変わりませんが抱負には「負」という字が含まれています。これは「背負う」とうい意味で使われています。つまり、抱負とは心に抱いたものを背負って実行していくと考えても良いでしょう。社会人でありますから抱負の重みを感じながら書いていきましょう。
抱負を書くときのポイント
①入社した今の心境
今現在の心境を入れるのは割と重要な事であります。当然、意中の企業に就職できたのですから喜びの気持ちは盛り込まれるでしょうが不安な事など正直に書くのも大切であります。
②これからの決意
決意ですから、自分が思い描く事を力強く表現しましょう。「○○の分野で~したい」、「ゆくゆくは会社を~していきたい」など具体的な内容は尚良いでしょう。
③先輩や上司に指導をお願いする旨
素晴らしい決意があっても一人では成し遂げられません。また、社会人としても基本もこれから教えてもらわないといけません。「ご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。」など最低限の言葉をしっかりと入れるのも常識になります。
上記の内容を①~③の順番に組み立てて書いていきましょう。
新入社員抱負の例文
本日、○○会社に入社できたこと、また、社会人としてのスタートを同期と迎えられたことも嬉しく思っております。しかし、嬉しさはここまでに留めたいと思います。今日からは会社の一員として一日でも早く戦力になれるよう精進していこうと決意し身を引き締めております。
会社を良くするという気持ちは諸先輩方にも負けないように持ち、仕事に取り組みたいと思います。新入社員ですので勢いで物を言ってしまいましたが社会人としても社員としても未熟です。
多々、迷惑をかけると思いますがご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
最後に
社会人としてのスタートにあたり抱負もしっかり考えないといけません。どんなことを書くのか、表現するのか先輩や上司は気になるところでもあります。素直な気持ちと堂々とした決意を入れて表現しましょう。抱負ですので重みを感じてその後の仕事に取り組んでいってください。