様々な理由で転職を決意してまず取り掛かるのは履歴書の作成ではないでしょうか。
履歴書は自分の経歴や自己アピールをするものになります。書類選考から入る企業も少なくはありません。その場合は履歴書を上手く仕上げていけるかがより重要になります。
手書きが良いのかパソコンで作成するのが良いのか、職歴はどのように書くと良いのか、志望動機を上手くまとめるにはどうすれば良いのか。今回は転職する際の履歴書の書き方についてご紹介いたします。
採用担当者は何をみているか?
履歴書は応募者の顔になるものです。どのような人なのか、どのような経験などがあるのかを採用担当者はみているのは当然の事になります。
転職の場合、様々な業種で採用担当者が重要視しているのは「経験」とのデータがあります。(転職サイトDADOより)
よって、同業種への転職を考える場合は自分の経験やスキルがマッチすることをアピールしなければいけません。他業種への転職の場合は過去の経験をどのように活かしていくかをアピールするべきです。
基本情報、学歴、職歴の書き方
1.基本情報について
氏名や住所、連絡先は間違いがないようにしっかりと記入しましょう。
また、例えば「フリガナ」であればカタカナ、「ふりがな」であればひらがなで記入するなど細かい所の見落としがないようにしましょう。
写真は好印象を与えられるように口角を上げ、目を開いて撮影したものを使います。撮影時の身だしなみも整え、できればスピード写真ではなく写真スタジオでの撮影が望ましいです。
2.学歴、職歴について
学歴は採集学歴の一つ前から書きます。また、「高校」ではなく「高等学校」といった正式な名称での記入も気を付ける点です。
職歴は時系列順に「○○株式会社」など正式名称で記入します。そして、業種、職種、業務内容も簡単に記入すると良いでしょう。(例:学習塾、塾講師、中学生を中心とした学習指導や生徒管理 など)
志望動機の書き方
採用担当者は求める人材を理解しているか、自分の会社ではないといけない理由、キャリアビジョンが明確で今後達成できるかなどをみています。
「社風に惹かれた」、「○○業界に興味があり」などのあいまいな表現は避けるべきです。なぜ、その企業でなければいけないのかを明確に記すようにしてください。
資格、免許、本人希望欄の書き方
1.資格、免許について
応募する企業に関連性がないものを書くと応募者の考え方に疑問を抱かれる事もありますので関連性がある資格を書きましょう。
また、資格や免許がない場合関連性のある資格取得を目指している旨を書いてみましょう。
2.趣味や特技について
空欄にせず何かしら記入することを心がけてください。
今現在の趣味でなくても以前趣味だったことなど面接で質問されても答えれるような内容を記入してください。
3.本人希望欄について
希望職種、希望給与があれば記入しましょう。
手書きが良いのか、パソコンで作成したらよいのか?
どちらが良いかは自己判断になります。手書きであれば水性のボールペンがでの記入が望ましいです。
ダマになるようなボールペンで記入すると履歴書が汚れて印象を落としてしまいます。
パソコンで作成する場合はコピペなどで使いまわしができて簡単ですが履歴書記入欄の枠の線が消えたりしていないかなどしっかり確認してから印刷をしましょう。
どちらが良いかは応募先に合わせて精査して作成しましょう。
NGな履歴書
- 過去に応募した企業から返信された履歴書の使いまわし
- 虚偽内容の記載
- 鉛筆書きや修正ペンで誤りを訂正
- 敬体と常体の混在文章
まとめ
簡単ではありますが上記が転職する際の履歴書の書き方になります。最近では履歴書の添削サービスなどを行う業者もあります。
不安でありましたらぜひ、そういったサービスも利用してみてください。
作成したら誤字脱字のチェック、郵送の場合は添え状の添付などもチェックして提出しましょう。うまく作成し転職が成功されることを願っています。