ライフスタイル

30年間会社勤めを続けたワークライフバランス事例!

 皆さんは充実した社会生活を送っていますか?

毎日、残業で自宅と会社の往復だけで、疲労困憊な週末を過ごし休日には昼過ぎまで寝て、布団からを出る頃には夕方・・・そして明日の仕事を考えてブルーな気分の休日の夜を過ごしていませんか?そんな一週間を繰返していても楽しくありません。

そんな貴方に楽しい社会生活のヒントになる・・・かな?そんな話です。

ワークライフバランスの定義

 「仕事と生活を共存させながら持っている能力をフルに発揮し、それぞれが望む人生を生きることを目指す」企業がワークライフバランスをさせる目的は?「社員が働きながらでも仕事以外で責任や要望を果たせる環境を提供することにより会社に貢献してもらうこと」とありますが、皆さんはご存じでしたか?

私の場合「20代」

 平成3年のバブル時代崩壊時に社会人になり、職場の先輩に3つのアドバイスを頂きました。

  1. 「20代では死ぬ気で仕事をして汗をかけ!30代では頭を使え!」
  2. 「継続出来る趣味を持て、そして休日に寝坊はするな!定時に起きて昼寝をするなら30分と決めて活動しなさい」
  3. 「若い時にそれが出来る体力を形成する訓練をしないと淋しい40代を迎えることになる」

と。まぁ、私も趣味があり「趣味を継続しなさいってことかな?」くらいしか思っていませんでした。

しかし毎日、残業は23時過ぎで早出もあり休日出勤も当り前でした。毎日、会社を辞めたいと思っていましたが、先輩のアドバイス通り休日は定時に起きて、むりやり趣味をして「こんな人生は嫌だ!仕事をする為に生きているのではない!」と友人と愚痴を言って過ごしていました。

私の場合「30代」

 今、思い返しても「20代は無理をしていたな」と思いながら体力の落ちを感じながら「あれ?楽だぞ?」な自分に気づきました。

入社して約10年、仕事でチームリーダーをしながら活動しておりましたが、時代は更に荒廃して仕事内容は激務でした。毎朝、朝礼でメンバーの疲労しきった顔を見ながらプライベートな相談も良く聴いていました。

 あえて「死ぬ気で働け!」と激を飛ばしてきたので、今でも、私の顔を見たくもないと思っている後輩もいます。そして私は、今年50才になります。

若いころを振り返り今、思うこと。

 私は、家庭を持ち3人の子育てをし、今も転職、起業はせずに勤務しております。

そして週末には趣味である「サーフィン」や「釣り」をして、結構楽しく充実しております。「ワ-クライフバランス」にも短期的、中期的、そして長期的な見解があるように思います。

 私の社会的貢献として意識したわけではないが小学校のPTA会長を5期務めさせて頂き、女性の社会進出向上の為に「学童保育所」を設立しました。全てボランティアです。家庭、仕事、趣味、ボランティア活動・・・悩んでいる時間があるならば解決の糸口を捜します。

そのタフさを身に着けた起点は、先輩からのアドバイスを実践してきた自分は、間違えていなかったと実感できます。

他人は「ブラック企業」「バブル世代」と呼ぶ方もいますが、若いころから長期的なワ-クライフバランスを想定した社会をお勧めします。

ライター:フィッシュハンター